おおた鍼灸院・漢方薬店

熊本市南区田迎4-9-50、TEL 096-288-6861 おおた鍼灸院・漢方薬店です。
はり灸と漢方薬に代表される東洋医学について、あるいは身の回りの薬草やツボの話などを述べています。
スモモの花が満開です
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    毎年、ソメイヨシノが咲きそろう前に見ごろを迎えるスモモ。

     

    今年も上品な白い花をたくさん咲かせました。

     

     

     

    桜とはまた違った趣があります。

     

     

    以前ご紹介したように、スモモの根の皮は甘季根白皮(かんりこんはくひ)という生薬です。

     

    ただ、スモモの苗木として流通しているものの多くは、台木に接いであるものが多く、折角育てて根を採取してもスモモの根でないことがあります。

     

    スモモの根の皮は、生の時は白いですが、乾燥するにしたがって濃褐色に変化してくるのが特徴です。

     

    さて、わが家のスモモはどうかな?

     

    ずいぶん生長したので、主根でなかったら採取しても枯れることはないと思うので、秋になったら掘り起こしてみようと思います。

    | 身近な薬草たち | 17:50 | comments(0) | - |
    熊本らん展2018に出品
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      明日(3月23日)から3日間、平田ナーセリー熊本店にて「熊本らん展2018」が開催されます。

       

      洋ラン愛好家のわが家の長老も、それに出品すべく準備をし、満を持して6品そろえました。

       

      1)Coel. Inter media 

      大株のセロジネです。とても存在感があります。

       

       

      2)Rsc.(Blc.) Satomi ‘Yosoi’ リンコソフロカトレア 里美 ‘装い‘

      写真では一輪隠れていますが、四つの大輪が見事です。

       

       

      3)Paph. Valwin Red Hen パフィオ バルフィン

      パフィオペディラムは花弁の一部が袋状になった、ふしぎなかたちの花です。

       

       

      4)Paph. Noble Winston X Sparsholt ‘Jaguar’

      パフィオペディラムの交配種です。

       

       

      5)Dendrobium Rainbow Dance ‘Hanabi’ デンドロビウム レインボー ダンス ‘花火’

      花火と名付けられたデンドロビウムです。

      ぎっしり花がついて、見事な‘花火’に仕上がっています。

       

       

      6)Dendrobium Yellow Song ‘Candy’ デンドロビウム イエロー ソング ‘キャンディー’

      こちらはキャンディーと名付けられた黄色のデンドロビウムです。

       

       

      以上の6点を出品しました。

       

      はたして審査の結果はどうなるでしょうか。

      | 日々の出来事 | 21:31 | comments(0) | - |
      ツクシ、かわいいだけではないそのたくましさ
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        愛犬うり君との夜の散歩コースで、今春はじめてのツクシを発見しました。

         

        このところの初夏を思わせる陽気のせいで、以外な場所からニョキニョキ出ています。

         

        車の往来が激しい舗装道路とブロック塀のすき間です。

         

        また、なんと過酷な状況で育っているんでしょうね!

         

         

        「ツクシ誰の子スギナの子」と歌われるように、ツクシはスギナの子ではありませんが一つの器官です。

         

        スギナはシダ植物なので胞子で増えます。

         

        その胞子を作る胞子茎がツクシで、一般の植物でいうと花に相当します。

         

        このスギナの仲間である巨大なシダ類はおよそ三億年前(石炭紀)に繁栄して森を形成していたそうです。

         

        それが現代の石炭のもとになったのですね。

         

        当時繁栄したスギナの先祖の多くは、環境の変化に対応できなくて絶滅してしまったのですが、生き残ったスギナはさすがにたくましく生き続けています。

         

        ちょっとやそっとの苦境もなんのそのです。

         

        原爆を落とされた広島で、真っ先に緑を取り戻したのがスギナだったそうです。

         

        その秘密は、地下深くに張り巡らされた根茎にあるようです。

         

        「畑の雑草王」スギナを除草剤でやっつけてもやっつけても復活してくるのはそのためです。

         

        こうなったら、駆除するよりも逆に利用したらどうでしょう。

         

        スギナは薬草としても有名で、清熱、止咳、利尿を目的に漢方薬で利用されるのをはじめ、民間療法でも同じような目的で用いられています。

         

        また欧米でも止血・利尿作用のある薬用植物として知られています。

         

        とはいえ、もっとお手軽に「スギナ茶」として利用してみてはいかがでしょうか。

         

        5〜7月、スギナがよく伸びたころに採取し、水洗後天日で乾燥させます。

         

        これを刻んで、大さじ1杯くらいの量を急須に入れ、お茶をいれるようにして飲みます。

         

        飲みにくいと感じたら他のお茶とブレンドしてもいいです。

         

        体内の余分な水を排出するだけでなく、豊富なミネラルを摂ることもできます。

        | 身近な薬草たち | 18:20 | comments(0) | - |
        ガス漏れ?そのニオイの正体は姫榊
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          わが家のうら庭で、一週間ほど前からなんかガス漏れのようないやなニオイがして、日に日に強くなってきました。

           

          でもガス管は通ってないし、ある特定の場所だけだから動物の排泄物?

           

          犬や猫の排泄物のニオイとも違うし、ニオイのする辺りの地面をよ〜く観察しても何もありません。

           

          あるのはこの木だけ。

           

           

          まさかこの木がニオイの元?

           

          よく見ると、下向きに小さなかわいい花がびっしり咲いています。

           

           

           

          こんなかわいい花からガスのような悪臭がするとは、にわかには信じられません。

           

          でもこれがニオイの正体です。

           

          ひとによってはタクアンのニオイとか、公衆トイレのニオイとか感じ方は様々ですが、いずれにせよほとんどの人がいやなニオイと感じるようです。

           

           

          姫榊と書いてヒサカキと読みます。

           

          榊に似ているので、小さいサカキという意味でつけられたとか、似てるけどサカキにはあらずという「非サカキ」から転じたという説などがあるようです。

           

          葉もサカキより小さく、フチにギザギザがあります。

           

           

          下の写真はサカキです。

          神棚にお供えするあの榊です。

           

           

          ヒサカキより大きく、わが家のは2.5mほどあります。

           

           

          葉も大きく、ギザギザはありません。

           

           

          ヒサカキは薬草として利用されることはありませんが、薬用植物として薬効成分の研究が行われているようです。

           

          また、秋に実るヒサカキの濃紺の実は染料として使われます。

          | 身近な薬草たち | 09:20 | comments(0) | - |
          厳しい冬は豊かな春をもたらします
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            今年は厳しい冬でしたが、さすがに3月の声をきくとずいぶん過ごしやすくなってきましたね。

             

            そして冬寒かった分、春を告げる植物の反応はいつもより早いようです。

             

            特に冬の寒さを十分に経験しないと花芽が目覚めない桜は、この冬の寒さに出会ったおかげで開花が早くなりそうです。

             

            そして、わが家の庭の沈丁花も例年よりちょっと早く開花しました。

             

             

            朝、玄関を開けるとあの甘い香りが、春を思いっきり感じさせてくれます。

             

            沈丁花は、この一瞬のために植えているようなものです(^^)

             

             

            昨日は気温が20度を超えて暑いほどでした。

             

            これで山茱萸(サンシュユ)も開花し、梅も満開で庭の景色がいっぺんに変わりました。

             

             

             

             

            鮮やかな黄色の花で春を演出する山茱萸ですが、秋に赤い実をつけます。

             

             

            この実は薬草として漢方薬にも利用されます。

             

            沈丁花の花や葉も民間療法で咽の痛みや腫れなどに利用されます。

            | 身近な薬草たち | 12:03 | comments(0) | - |
            旧暦併用のススメ
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              2月16日は旧暦の1月1日でした。

               

              中国を中心とした中華圏では、今でも新暦の正月よりも盛大にお祝いする習慣が残っているのは、毎年のニュースでおなじみのことですね。

               

              明治維新(実際には、旧暦明治5年12月3日をもって新暦明治6年1月1日とするという改暦令)によって、一気に旧暦から新暦(太陽暦)にかえた日本と違い、中国では、その土地の風土にあった暦(太陰太陽暦)である旧暦の風習が色濃く残っているようですね。

               

              日本でも、その旧暦の風習をなんとか残そうとしたのでしょうが、ちょっと変なことになってますよね。

               

              例えば七夕。

               

              旧暦の7月7日は、今年の新暦では8月17日にあたります。

               

              ひこ星もおりひめ星も、晴天が続く夏の夜空に見ることができます。

               

              ところが、新暦7月7日は梅雨の真っただ中で、星を見ることがとても難しいですね。

               

              このズレを最小限にするため、8月7日を七夕の日にしている地域があるのもうなずけます。

               

              お盆は、旧暦の7月15日だったのを、多くの地域が新暦では8月15日にしているのは、農繁期とのかね合いからだという説がありますが、農業の盛んな熊本市でも新暦の7月15日にお盆の行事を行う地域があり、戸惑うことがあります。

               

              そしてお正月。

               

              昔は1月7日に食べる七草がゆは立春後の行事でした。

              ちなみに今日、22日が旧暦1月7日にあたります。

               

              春の七草を温室栽培に頼る近年の七草がゆと違って、立春を過ぎると本来の野草として見つけることができます。

               

              写真はハコベです。

               

               

              春の七草の中でも、ハコベは真冬でもわずかに見ることができますが、立春を過ぎると花がつき始めるので簡単に見つけることができます。

               

               

              最近では、この旧暦が見直されているそうです。

               

              広島大学名誉教授の金田晉(かなた・すすむ)先生の「旧暦併用のススメ」という記事が、毎日新聞(西部版2月12日)のオピニオン面に掲載されていました。

               

               

              これはわが家で利用しているカレンダーです。

              太陽暦と旧暦を併用したものです。

               

               

              季節感があって、とても気に入っています。

              | 日々の出来事 | 12:43 | comments(0) | - |
              みかんの皮は薬草です。ひと工夫すると効果アップ!
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                多くの薬草が、そのほとんどを中国を始めとする外国からの輸入に頼っています。

                 

                そんな中、国内生産で賄える数少ない薬草の一つが陳皮(ちんぴ)です。

                 

                なんということはない、原料は温州みかんの成熟した果実の果皮を乾燥させたものです。

                 

                 

                ただし、それは温州みかんがあちこちで生産され始めた明治以降のことで、それまでは橘(たちばな)が使われていました。

                 

                古い本草書には橘柚(きつゆう)とか橘皮(きっぴ)の名で掲載されています。

                 

                橘皮の原料は、中国ではオオベニミカンやコベニミカンなどいくつかの柑橘類が用いられ、日本ではヤマトタチバナが用いられていました。

                 

                この橘皮は古いものほど良品とされ、長〜く保存したものを「陳橘皮」あるいは単に「陳皮」と呼んで区別していました。

                 

                ところが、今ではその区別もされることがなく、温州みかんの果皮を陳皮というようになりました。

                 

                果皮の成分は橘とほとんど同じようなので、温州みかんで代用しても問題は無いようです。

                 

                大きな違いは、温州みかんに比べて橘の果皮は薄く、果皮の内側にある白い部分が少ないようです。

                 

                橘皮の薬草としての働きは、陽気を補って温めることにあります。

                 

                ところが、果皮の内側の白い部分は、陽気を補う働きを妨げるようです。

                 

                中国では果皮の内側の白い部分を除いたものを橘紅(きっこう)といい、陽気を補う性質が強いと考えられて、高値で取引されています。

                 

                したがって、橘に比べて内側の白い部分が厚い温州みかんを用いる場合、例えば入浴剤としてお風呂に入れるくらいならそのまま用いても構わないと思いますが、胃腸の陽気を補って、その働きを助けるのを目的に煎じて服用する場合には、できるだけ果皮の内側の白い部分は除いたが望ましいようです。

                 

                やり方は簡単です。

                 

                みかんの皮を一晩水につけます。

                 

                 

                白い部分がふやけるので、スプーンなどで削り取ります。

                 

                 

                温州みかんは白い部分が厚いのでこんなにとれます。

                 

                 

                あとはそのまま乾燥させて、できたら紙袋に入れて一年以上保存します。

                 

                 

                 

                ちなみに、市販の薬草入浴剤にもこのように陳皮が配合されています。

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                | 身近な薬草たち | 11:33 | comments(0) | - |
                立春寒波の中、春の準備は着々と
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                  立春の昨日は「春は名のみの風の寒さ」で、朝は氷点下、日中も3度くらいまでしか上がらない、とても寒い一日でした。

                   

                  立春寒波というそうですが、予報では熊本市は9日くらいまでは最低気温が氷点下だそうです。

                   

                  そんな中、どんなに寒い日が続いても、自然界は着実に春の準備を進めています。

                   

                  昨年秋に植えたチューリップの球根からは、元気よく芽がニョキニョキ。

                   

                   

                   

                  沈丁花もつぼみが少しずつ膨らんできました。

                   

                   

                   

                  牡丹も新芽が出てきました。

                   

                   

                   

                  まだまだ氷点下の日は続くのに、こんなに早く準備をして大丈夫なのかとちょっと心配になりますが、今朝も氷点下のもと、元気にしていたのでへっちゃらなのでしょう。

                   

                  昔から「二月は逃げ月」と言います。

                   

                  この立春寒波もあっという間に過ぎ去ってしまい、春爛漫の日々が足早にやってくるのを願うばかりです。

                  | 日々の出来事 | 10:37 | comments(0) | - |
                  近ごろの音楽の楽しみ方(amazon music)
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                    少し前まで、家での音楽の楽しみ方はCDが主流だったと思いますが、今ではネット配信を利用する人たちが若い人を中心にずいぶん増えたのではないでしょうか。

                     

                    私も外で音楽を聴くときには、ipodやスマホを愛用しています。

                     

                    でも、家で聴くときにはやっぱりCDやLPレコードが中心です。

                     

                    主にJazzやクラシック音楽を好んで聴きます。

                     

                     

                    昔は好みのLPやCDに出会うきっかけと言えば、もっぱらFMラジオでした。

                     

                    当時はFMラジオのリスナー用に、あらかじめ演奏家や曲の情報を掲載した番組表が二週間ごとに発刊されていた(週刊FMやFMfan)ので、それを頼りにカセットテープに録音して何度も聴いて、その中から気に入ったものを購入して楽しんだものです。

                     

                     

                    近頃の音楽の楽しみ方

                     

                    数年前、店頭ではどうしても入手が難しい古いCDを簡単に手に入れることができたのをきっかけに、amazonを利用するようになりました。

                     

                    そして一年ほど前、必要にかられamazonプライムの1ヶ月無料を試してみることに。

                     

                    ところが、ちょっと油断したらいつの間にか有料会員になっていて、これは新手の詐欺じゃないの?と・・(^^)

                     

                    しようがないとあきらめていたら、なんかプライム会員用にいろんなサービスが提供されているのを知り、その中からamazon music を試してみました。

                     

                    これが思いのほか便利で、今では頻繁にアクセスして利用しています。

                     

                    といっても、家でじっくり聴くにはちょっとお粗末なので、もっぱらお気に入りの音楽を求める手段として利用しています。

                     

                    その方法は

                     

                    いわゆる「Jazzの名盤」に関する本はたくさん出版されていますが、これらを参考にしてCDを購入しても、結構な割合でハズレ(好みの違い)があります。

                     

                    そこで、本や雑誌などで紹介されているミュージシャンをAmazon musicで検索してダウンロードし、その中から気に入ったものを選んでCDを購入して楽しんでいます。

                     

                    ちなみに、今は村上春樹さんのエッセイなどを参考にしています。

                     

                    例えば

                     

                     

                    この本で紹介されているレスターヤング。

                     

                    あまり聴いたことがなかったのですが、amazon musicで検索すると10枚以上のアルバムが無料なので全てスマホにダウンロード。

                     

                    これを片っ端から聴いて、気に入ったアルバムのCDを購入します。

                     

                     

                    新しいアーティストとの出会いが(と言っても今から50年以上も前に活躍していた人たちですが)、どんどん広がります。

                     

                    ただ、クラシック音楽に関しては、ほとんど利用価値はないようです。

                     

                    村上春樹さんのエッセイでは、他にこんなのも参考にしています。

                     

                    | 日々の出来事 | 11:46 | comments(0) | - |
                    1月21日は七十二候の款冬華
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                      一昨日は二十四節気の大寒、そして昨日1月21日は七十二候の款冬華(かんとうはなさく)でした。

                       

                      款冬(かんとう)とはフキのことで、款冬華とはフキノトウが出始めるころという意味です。

                       

                      わが家のフキは、まだこんな状態です。

                       

                       

                      このように日本では古来より款冬にはフキがあてられていましたが、本来、款冬とは中国やヨーロッパに自生しているフキタンポポのことです。

                       

                      漢方薬にも使われる生薬の款冬花(かんとうか)は、このフキタンポポの花蕾を乾燥させたもので、古典的な薬理書である神農本草経には「咳逆上気でよく喘するものをつかさどる」と記されていて、昔から咳をともなう病気に使われています。

                       

                      一方、フキタンポポの学名Tussilagoは「咳を治す」という意味があり、実際ヨーロッパでも古くから呼吸器系疾患に用いられている薬草です。

                       

                      このように、昔からヨーロッパや中国で呼吸器系疾患の薬草として利用したされているフキタンポポですが、残念ながら日本には自生していなかったのでフキをあてて款冬としたようです。

                       

                      荒木性次先生は、「通常、本邦産(フキノトウ)にて間に合うようなり。中国産(フキタンポポ)と形状は甚だ異なるといえども、その気味は相似たるをもってなり」と言い、昔から款冬花をフキノトウで代用していたようです。

                       

                      七十二候の款冬華は、款冬花という薬草に代用としてフキノトウをあてたことの名残のようです。

                       

                      | 身近な薬草たち | 09:25 | comments(0) | - |
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