おおた鍼灸院・漢方薬店

熊本市南区田迎4-9-50、TEL 096-288-6861 おおた鍼灸院・漢方薬店です。
はり灸と漢方薬に代表される東洋医学について、あるいは身の回りの薬草やツボの話などを述べています。
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今年もフシグロが芽を出しました
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    以前ご紹介した貴重な薬草のフシグロ

     

    西洋医学の外科的な医療が導入される以前、昔はいろんな傷の治療に広く利用されていた漢方薬の王不留行散(おうふりゅうぎょうさん)。

     

    フシグロはこの漢方薬の構成生薬の一つです。

     

    残念ながら近年は生薬として流通していないので、研究用に栽培し続けています。

     

    最初はプランターに植えて大事に育てていたのですが、どうやら環境の変化にも結構強そうだということがわかったため、ここ数年は庭に放ったらかしにして、ほぼ野生の状態で育てています。

     

    今年も他の雑草に混じって元気に芽を出しました。

     

     

     

    これだけ見ると雑草のカタバミだけが目立っていますが、それを除くとご覧のようにフシグロがちゃんと育ってます。

     

     

    カタバミは虫に食べられないように、葉にシュウ酸を多く含有しています。

     

    そのため寄生性の皮膚病に外用される薬草でもあるのですが、ここはフシグロの生長の妨げになるので除きます。

     

     

    葉が赤紫色のアカカタバミも繁殖力が強いので除きます。

     

    競合する他の雑草を除草するので、野生という割にはちょっと過保護ですが、これも貴重なフシグロを守るためです(^ ^)

     

    中には下のスミレのようにフシグロに密着して除草されずに生き残るものもいます。

     

    ちなみにスミレも薬草として利用できます

     

     

    フシグロは二年草なので、二年目のものはこの先茎が伸びて、秋には開花して種が採れます。

    | 身近な薬草たち | 11:22 | comments(0) | - |
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