2019.03.15 Friday
日々草に似たツルニチニチソウ
日に日に春の気配が濃くなって来ましたね。
庭のサンシュユも鮮やかな黄色の花を咲かせました。
足下を見ると、スミレやホトケノザはすでに春真っ盛りの様子です。
近くの病院の花壇では、ニチニチソウに似た青紫色の花が静かに春の訪れを告げています。
ツルニチニチソウ(蔓日々草)です。
つる性の植物で花が日々草に似ているので付けられた名前のようです。
南ヨーロッパ原産のキョウチクトウ科の植物です。
観賞用に庭に植えられていますが、暑さ寒さに強いので一部庭から飛び出して野生化しているものも見かけます。
この植物は、いわゆる「毒にも薬にもならない」植物と違い、キョウチクトウ科植物特有の毒性を有します。
ということは、見方を変えると「毒にも薬にもなる」ともいえます。
実際、外国の伝統的な民間療法では止血などを目的に用いられているようです。