おおた鍼灸院・漢方薬店

熊本市南区田迎4-9-50、TEL 096-288-6861 おおた鍼灸院・漢方薬店です。
はり灸と漢方薬に代表される東洋医学について、あるいは身の回りの薬草やツボの話などを述べています。
<< 干し柿作り | main | ヒバを使ったクリスマスツリー >>
紫式部という名の庭木
0

     

    紫色の不思議な色合いの実を持つことから名前が付いた近縁種のムラサキシキブ(紫式部)とコムラサキ(小紫) 。

     

     

    以前はクマツヅラ科に分類されていましたが、近年の研究で今はシソ科に分類されています。

     

     

    ムラサキシキブとコムラサキはよく似た植物ですが、丈が低くコンパクトで実の付き方もきれいなので、コムラサキが庭木として広く普及しています。

     

    ただまぎらわしいですが、一般に庭木としてはこのコムラサキも「紫式部」と呼ばれることが多いようです。

     

    ここに掲載した写真は全てコムラサキです。

     

    散歩の途中、民家の駐車場のわきで見つけました。

     

     

    よく似たムラサキシキブとの違いは、葉の縁のギザギザがコムラサキは上部だけ、ムラサキシキブは全体に見られます。

     

     

     

    また、ムラサキシキブの実は比較的まばらに付き、コムラサキは写真のようにかたまって付きます。

     

     

    コムラサキ、ムラサキシキブの茎は、ともに真直ぐに伸びて強靱なので、ノミや金づちなどの道具の柄や、箸などに重用されます。

     

    また、木炭に焼くと良質の堅炭ができるようです。

     

    生薬名は紫珠(ししゅ・しじゅ)と言います。

     

    主に葉や根を用います。

     

    葉には魚毒作用や抗菌作用があることが知られており、南洋諸島では枝葉の汁を使って魚をとっているようです。

     

    日本の民間療法では抗菌作用を利用して、生の葉の汁を寄生性皮膚病などに直接塗布したり、乾燥したものを煎じて、その液を塗布して用います。

    | 身近な薬草たち | 09:49 | comments(0) | - |
    コメント
    コメントする









    CALENDAR
    S M T W T F S
    1234567
    891011121314
    15161718192021
    22232425262728
    293031    
    << December 2019 >>
    SELECTED ENTRIES
    CATEGORIES
    ARCHIVES
    RECENT COMMENT
    モバイル
    qrcode
    LINKS
    PROFILE