おおた鍼灸院・漢方薬店

熊本市南区田迎4-9-50、TEL 096-288-6861 おおた鍼灸院・漢方薬店です。
はり灸と漢方薬に代表される東洋医学について、あるいは身の回りの薬草やツボの話などを述べています。
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カラスノエンドウ繁殖力の秘密
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    早春の梅や桃の花は、来るべき春本番を前にとても心が和みますね。





    一方足もとでも、野草が元気に春の到来を告げています。

    その代表格は、以前ご紹介したオオイヌノフグリですが、里山の栗園ではカラスノエンドウ(烏野豌豆)もいち早く勢力を広げています。


    オオイヌノフグリ




    カラスノエンドウ(烏野豌豆)







    カラスノエンドウの花は上の花びらがピンと立っています。

    これは旗弁と呼ばれる花びらで、花粉を運んでくれる虫に蜜のありかを教えてくれる目印の役目を担っているそうです。








    カラスノエンドウは名前から推察できるようにマメ科の植物です。

    そして他のマメ科の植物のエンドウやソラマメなどと同じように、根に根粒とよばれるコブを持っています。







    この根粒の中に、根粒菌という細菌がいっぱい住みついています。

    根粒菌は、カラスノエンドウが光合成によって作った栄養分をもらって暮らしているのですが、一方で植物の生育に欠かせない窒素を、なんと大気中から体内に取り込んでアンモニアに変換して、それをカラスノエンドウに供給しているのです。

    カラスノエンドウは根に窒素の肥料工場を持っているようなものですね(^_^)

    以前ご紹介したシロツメクサも、根に根粒菌を持っています。

    近所の駐車場のシロツメクサの写真ですが、もとから植えてある芝を完全に凌駕するほどの繁殖力です。








    この場所のシロツメクサは、根粒菌からだけでなく散歩中の犬のオシッコからも直接窒素をもらっているのでとても元気です(*^^)v

    カラスノエンドウは漢方薬としての利用はありませんが、民間療法として胃腸病に煎じて服用する例があるようです。

    花や実のつく春から夏にかけて全草を採取して天日で干して乾燥させたものを用います。

    また食用としての利用は結構あるようで、インターネットで検索すると和え物や天ぷらなどのレシピがたくさんヒットします。
    | 身近な薬草たち | 09:59 | comments(0) | - |
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