おおた鍼灸院・漢方薬店

熊本市南区田迎4-9-50、TEL 096-288-6861 おおた鍼灸院・漢方薬店です。
はり灸と漢方薬に代表される東洋医学について、あるいは身の回りの薬草やツボの話などを述べています。
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クコの花が咲きました
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    今年の2月、JAの植木市で購入したクコの苗木に花が付きました。
     
    まだ若い木で花は少ないですが、枯れずに根付いてくれたのにひとまず安心と言ったところです。
     
    クコは低木なので、台風による暴風にもなんとか耐えたみたいです。


    クコ

     
    花は1cmほどの大きさで、淡い紫色の、ちょっと渋めですが上品な花です。


    クコ
     
    この花が結実して赤い実を付けます。
     
    クコは有名な薬草だからご存知の方も多いと思いますが、実だけでなく葉や根も薬草として用いられます。


    クコ

     
    葉は夏に採取して乾燥させて用います。
    生薬名を枸杞葉(くこよう)といいます。

     
    高血圧症や動脈硬化など循環器系の病気や滋養強壮を目的に煎じて服用します。
     
    根は秋に採取し、皮を剥いで乾燥させます。
    生薬名を地骨皮(じこっぴ)といいます。
     
    主に清熱を目的として、漢方薬に配合して用います。
     
    例えば尿路系の疾患で、尿路の熱や腫れを治め小便の出を促すような働きのある清心蓮子飲(せいしんれんしいん)という漢方薬に配合されています。
     
    実も秋に採取します。
     
    種を除いて乾燥させます。
    生薬名を枸杞子(くこし)といいます。
     
    この枸杞子が最も有名かもしれませんね。
     
    中華料理でもよく使われています。
    杏仁豆腐の上に乗っている赤い実を食べたことがあるひとも多いと思います。
     
    また、焼酎につけて枸杞酒にして、循環器系の病気の予防や滋養強壮を目的に服用します。
     
    枸杞子は漢方薬にも用いられます。
    代表的な薬方は杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)です。
     
    主に東洋医学でいう肝虚(かんきょ)や腎虚(じんきょ)が原因の疲れ目、かすみ目などの眼の病気、あるいはのぼせや、それに伴うめまいや耳鳴りなど、多岐にわたって用いられます。
    | 身近な薬草たち | 09:16 | comments(2) | - |
    コメント
    こんにちは、はじめまして<m(__)m>
     「クコの花がさきました」と検索すると・・・びっくり!!
    「おおた鍼灸院・漢方薬」で見出しを見つけてメールしてしまいました。
    私も2014年の国試を受け、登竜門を通ったばかりの弱輩者鍼灸師です。
    前も後ろも右も左もわからず、日々うだうだとすごす中なんとなくクコの苗を植えてみたところ、花が・・\(◎o◎)/!
    喜び勇んで検索した縁です。
     これからも拝読させて頂きます(=^・^=)
    | おおた | 2016/07/10 4:48 PM |
    コメントありがとうございます。

    伝統医術の継承、お互い頑張りましょうね。

    今後ともどうぞよろしくお願いします。
    | おおた鍼灸院・漢方薬店 | 2016/07/13 10:57 AM |
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