おおた鍼灸院・漢方薬店

熊本市南区田迎4-9-50、TEL 096-288-6861 おおた鍼灸院・漢方薬店です。
はり灸と漢方薬に代表される東洋医学について、あるいは身の回りの薬草やツボの話などを述べています。
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待宵草はひっそりと、たくましく
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    夜、愛犬の「うり」と散歩していると、暗闇にひっそりと咲いた黄色の花を見かけます。
     
    待宵草(マツヨイグサ)です。
     
    暗いのでひっそりと咲いているように見えますが、実は暗闇でも目立つ鮮やかな黄色の花です。
     
    写真は散歩中、スマホで写したものです。
    暗がりなのでうまく撮れていませんが、アスファルトの歩道の隅で、たくましく育っています。


    待宵草

     
    待宵草

     
    待宵草はその名の通り、夕暮れを待って咲き始め、昼間は萎んで赤みがかった色になります。

    下の写真は同じ場所で昼間に撮影しました。


    マツヨイグサ


    マツヨイグサ


    下の写真は同じ場所で、夕暮れを待って撮影しました。



    待宵草

     
    学名上のマツヨイグサは、マツヨイグサ属マツヨイグサという品種ですが、マツヨイグサ属には近縁種が多く、近年本国で最も多く見られるコマツヨイグサ(小待宵草)を始めメマツヨイグサ(雌待宵草)、オオマツヨイグサ(大待宵草)などをひっくるめて待宵草と呼びます。
     
    ちなみに上の写真はマツヨイグサではなく、コマツヨイグサです。
     
    下の写真は近くの国道の中央分離帯に咲く待宵草です。
    早朝と昼間に撮りました。


    雌待宵草


    雌待宵草


    昼間の雌待宵草

     
    葉の形状や昼間の萎んだ花の色から判断するとメマツヨイグサのようです。
     
    メマツヨイグサの花は萎んでも赤くなりません。
    葉にもギザギザがないのが特長です。


    待つ良いgyさ
     
    白い花を咲かせる月見草もマツヨイグサ属の植物です。
     
    また、マツヨイグサ属の多くの品種を総称して月見草と呼ぶこともあります。
     
    写真は国道の歩道の脇に咲いた月見草です。
    昼間に撮影しました。


    待宵草

     
    これはヒルザキツキミソウ(昼咲月見草)という品種で、ご覧のように昼間でも美しく咲いています。
     
    マツヨイグサ属の特長である4つに割れている雌しべがはっきり分かります。


    待宵草

     
    「待てど暮らせど来ぬ人を 宵待草のやるせなさ」 竹久夢二
     
    この宵待草(よいまちぐさ)もマツヨイグサのことです。
     
    マツヨイグサ属の植物は、すべて南北アメリカからの帰化植物なので本国で薬草として利用されることはありません。
     
    しかし欧米ではアメリカ先住民が薬草として利用していたのをヒントに、待宵草の種から抽出したオイル(ややこしいですが月見草油といいます)を使った様々な商品が販売されています。
     
    待宵草の英名であるイブニングプリムローズの名で、エッセンシャルオイルやこれを配合した化粧品やシャンプーあるいはサプリメントなどに幅広く利用されています。
    | 身近な薬草たち | 06:28 | comments(0) | - |
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