おおた鍼灸院・漢方薬店

熊本市南区田迎4-9-50、TEL 096-288-6861 おおた鍼灸院・漢方薬店です。
はり灸と漢方薬に代表される東洋医学について、あるいは身の回りの薬草やツボの話などを述べています。
まだまだあります、庭の野草(4)スズメノエンドウ
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    以前「カラスノエンドウ 繁殖力の秘密」と題して、当ブログで取りあげたことのあるカラスノエンドウ 。

     

    それは里山の栗園で蔓延るカラスノエンドウ を紹介したのですが、最近わが家の庭の生垣や芝生に似たような植物が侵入しています。

     

     

    去年まではこまめに草取りをして、草がまだ若いうちに抜いていたのでカラスノエンドウ とばかり思っていたのですが、どうも違っていたらしいです。

     

    今年は春先の草取りをさぼっていたので、充分に成長したところを見ることができました^^;

     

     

    カラスノエンドウ と違い花が小さく、葉もちょっと小ぶりです。

     

     

     

    スズメノエンドウ(雀野豌豆)です。

     

    カラスノエンドウ の近縁植物で、カラスノエンドウ より小型なので烏より小さい雀が当てられているようです。

     

    写真はカラスノエンドウ とスズメノエンドウ を比較したものです。

     

     

    スズメノエンドウ もカラスノエンドウ と同じように根に根粒があるので、根に肥料工場を持っているようなもので、繁殖力は旺盛なはずです。

    | 身近な薬草たち | 10:14 | comments(0) | - |
    まだまだあります、庭の野草(3)トキワハゼ
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      この植物も拡大してみるととてもきれいな花です。

       

      花の大きさは1.5cmほどで、もう少し大きければ観賞用として、みんなから大事にされると思われるほど鮮やかな色彩を持つ花です。

       

       

      よく似た植物にムラサキサギゴケがあります。

       

      ムラサキサギゴケは長いほふく枝を伸ばして、マット状の群落をつくるようなのですが、わが家の庭のものはほふく枝はなく、ポツンポツンとしか見ることができません。

       

       

      それに花弁の上唇弁の裂け方や、花そのものの大きさからトキワハゼだと思われます。

       

       

      名前の由来は、花期が長くいつでも見ることができ(常盤)、実が爆ぜることから来ているようです。

      | 身近な薬草たち | 10:48 | comments(0) | - |
      まだまだあります、庭の野草(2)キュウリグサ
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        この植物は以前から気づいていたのですが、ここ数年の間にやたら目立ってきた野草の一つです。

         

         

        この写真の場所には、近年までは違う野草が密生していました。

         

        このことはわが家の庭先だけでなく、道ばたや空き地、舗装走路のすき間などにも見られる現象です。

         

         

        前回のミチタネツケバナと同様、ただ単に花があまりにも小さいので見落としていたのかもしれませんが、、、

         

         

        ご覧のようにアップにしてみるととてもきれいな花です。

         

        名前はキュウリグサです。

         

        葉や茎を揉むとキュウリによく似た匂いがするのがこの名の由来です。

         

        実際葉を揉んでみると確かにキュウリの匂いがします。

         

         

        花は2〜3mmくらいの大きさで、中心が黄色い淡いブルーの5弁花です。

         

        花序がサソリの尾っぽのように巻いているのもあります。

         

         

        これをサソリ型花序と言います。

        ムラサキ科の植物に多い特徴です。

         

        生薬名を附地菜(フチサイ)といい、主に民間療法で利尿を目的に利用されます。

        | 身近な薬草たち | 10:13 | comments(0) | - |
        まだまだあります、庭の野草(1)
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          自然界では春爛漫の風情です。

           

          でも我々人間界は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、今年は例年とは違った雰囲気に包まれているようです。

           

          このままでは気分も滅入るので、庭の手入れをすることにしました。

           

          すると案の定というか、やっぱり自然は待ってくれません。

           

          あちこちに雑草が蔓延っています。

           

          この時期の主役はホトケノザ、ナズナ、それにハコベなどです。

           

          一本ずつ丁寧に抜いていると、今まで気づかなかった野草を発見。

           

           

          あまりにも花が小さく、たまたま見つけられなかっただけなのか、はたまたわが家の庭に近年進入してきた新顔なのか。

           

          いずれにしても、大きさが3〜4mmほどの白い小さな花で、花びらが4枚の植物です。

           

           

          花びらが4枚と言ってすぐ思い出すのはアブラナ科の植物ですが、この植物もやはりアブラナ科のミチタネツケバナでした。

           

           

          ミチタネツケバナ(道種浸け花)はヨーロッパが原産の帰化植物です。

           

          その名は、日本にもともとある近縁植物のタネツケバナからきています。

           

          タネツケバナは在来種で、主に水田や水路の近辺で多く見られるように、湿地を好むようです。

           

          一方のミチタネツケバナは乾燥にも強いようで、道端や空き地などでよく見られるようです。

           

          そしてタネツケバナ(種浸け花)の名前は、ちょうどこの花の咲くころが、稲のモミ種を水に浸けて苗代の準備をするころであることからきているようです。

           

          在来種のタネツケバナは薬草としてむくみや利尿を目的に利用されたり、若芽や若葉を食用にしたりするようです。

           

          外来種のミチタネツケバナも、同じように外国で利用されているのか調べてみましたが、薬草としての利用はほとんどありませんでした。

           

          ただ食用としては、主に付け合わせやサラダなどのフレーバーとして利用されているようです。

          | 身近な薬草たち | 10:16 | comments(0) | - |
          田んぼで見つけた白いスミレ
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            住宅の庭や道端、空き地などに咲くスミレはそのほとんどが紫色系です。

             

            わが家の庭にもあちこちで見られます。

             

             

            芝生の中に生えてきたら、もう憎たらしい雑草扱いです。

             

            ところが、田んぼではこれとは違った風景が見られます。

             

            久しぶりに田んぼを歩いてみたら、あぜ道に白いかわいい花が咲いていました。

             

             

            タンポポの黄色とのコントラストが絶妙です。

             

             

            この花、近くでみると花びらの後ろが突き出ています。

             

             

            この突き出た部分を距(きょ)といい、スミレなどに特徴的な構造です。

             

            調べてみたらやっぱりスミレの仲間のアリアケ(有明)スミレでした。

             

            白い花びらに紫色の筋があるのが特徴のスミレです。

             

             

            タンポポと比べてわかるように小さな花で、遠目には純白に見えます。

             

            このスミレの特徴なのか、あるいは環境のせいなのか、住宅街で見かける紫色のスミレと違い、勢いがあるというか、とても元気がいいように見えます。

             

             

            以前ご紹介したように、スミレは昔から薬草として利用されているので、この有明スミレも同じように用いることができると思われます。

            | 身近な薬草たち | 09:20 | comments(0) | - |
            ブルーベリーを植えました(2)
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              ブルーベリーの苗木は、熊本の夏の猛暑を考えて、比較的暑さに強いラピッドアイ系の品種にしました。

               

              1ヶ月以上前にピートモスともみ殻で調整した土に、苗木の鉢の二倍以上の穴を掘ります。

               

               

              苗木を鉢から取り出します。

              根がびっしり張っています。

               

               

              根鉢の周りを軽くほぐします。

               

              次にピートモス10Lをよく吸水させ、根鉢の周りをピートモスでおおいます。

               

               

              これを、深植えにならないように掘り出した土で植えます。

               

               

              最後に15-20cmの厚さにもみ殻でマルチングします。

               

               

               

              定植した後、木がよく成長するように花芽を全て切り落とします。(したがって、今年は残念だけど実が付きません)

               

              あとは熊本の夏の暑さに耐えてくれることを祈るばかりです。

              | 身近な薬草たち | 09:15 | comments(0) | - |
              ブルーベリーを植えました(1)
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                里山にある畑では、十数年前からブルーベリーを育てていましたが、遠くてなかなか手が行き届かないので、自宅近くの畑に新たに植えることにしました。

                 

                ただ里山と違い気温が高く、夏の強い日差しを遮る木々もないので里山のようにうまく育つかちょっと心配です。

                 

                と言うことで、品種は暑さに比較的強いラピッドアイ系の5品種にしました。

                 

                バルドウィン

                 

                ブライトウェル

                 

                パウダーブルー

                 

                ティフブルー

                 

                ノビリス

                 

                1)植え穴の準備

                ブルーベリーは酸性土でよく育つので、無調整のピートモスを使って酸性土に調整します。

                 

                ブルーベリーの苗木5本に対して、ピートモス6キュービックパック1個用意しました。

                 

                 

                処理する前の畑の土のpHは6.4

                 

                 

                直径80cm、深さ40cmの穴を掘ります。

                 

                 

                掘り上げた土にピートモス50Lと、もみ殻40Lを混ぜて埋め戻します。

                 

                 

                 

                これで酸性土の準備ができました。

                 

                 

                この状態で1ヶ月ほど放置しました。

                 

                | 身近な薬草たち | 11:31 | comments(0) | - |
                ロウバイの香り
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                  毎年、正月気分が抜け、寒の内に入るとどこからともなく香ってくるロウバイの甘い香り。

                   

                  わが家のロウバイも開花とともに甘い香りを漂わせています。

                   

                   

                  暖冬の今年でも、もうじき春が来ますよという、自然界のうれしい便りです。

                   

                   

                  このロウバイ(蝋梅)という名の由来は、旧暦の12月(臘月)に咲く梅に似た花、という説があります。(もちろん梅の仲間ではありません)

                   

                  確かに寒の内のころは、旧暦では年末のあわただしい時期に当たります。

                   

                  原産地は中国で、江戸時代の初期には渡来したといわれているので、昔は年末の慌ただしい気分を和ませてくれるような存在だったのかな?

                  | 身近な薬草たち | 16:41 | comments(0) | - |
                  やっと金木犀の香りが漂い始めました
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                    早朝の散歩のとき聴いているラジオからは、もうずいぶん前からキンモクセイの甘い香りで秋を感じる、という話しが何回も登場していました。

                     

                    でもうちの近所では、その甘い香りがなかなか漂ってこないなぁと思っていたら、やっと一週間くらい前から早朝の暗闇の中でも感じることができるようになりました。

                     

                    熊本でのキンモクセイの開花は、北の地方にくらべたらだいぶ遅いようです。

                     

                    どうやら、キンモクセイの開花は気温が高いほど遅くなると言われているみたいです。

                     

                     

                    香りのするあたりを昼間通ってみるとありました。

                     

                     

                    ちょうど満開です。

                     

                     

                    中国では丹桂や桂花と呼ばれているようです。

                     

                    この花を使った桂花茶や桂花陳酒は有名です。

                     

                    熊本で桂花といえば、熊本ラーメンの老舗「桂花ラーメン」です。

                     

                    とてもおいしいです。

                     

                    たぶん名前だけで、キンモクセイは使ってないと思いますが(^ ^)

                    | 身近な薬草たち | 19:23 | comments(0) | - |
                    秋の気配(2)シュウメイギク
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                      10月に入ったというのに、昼間はまだまだ残暑という言葉がお似合いの天候です。

                      でも足下では季節が着々と進んでいます。

                      わが家の庭にも秋の花が季節の到来を告げています。

                      先ずはちょっと遅めの彼岸花。

                      やはり残暑のせいでしょうか例年より遅い便りです。



                      次は秋の七草のひとつ桔梗です。



                      そしてこれはシュウメイギク、漢字で書くと秋明菊。



                      名前に菊とついていますが、キクではなくアネモネの仲間です。



                      古い時代に中国から渡来して野生化したものが山野で見られます。

                      またいろんな交配種が園芸植物として流通しています。



                      中国ではこの植物の仲間のキクザキイチリンソウの根が「九節菖蒲」という名で流通しているらしいですが、本来の九節菖蒲は石菖蒲のことです。

                      | 身近な薬草たち | 09:57 | comments(0) | - |
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